04 「Feeling」

4月22日 月曜日

いぬの病院の後に、自身の病院へ行く。混んでいて待ち時間が長い。定期検診と新しく治療をはじめた。先生が違っていても診察がスムーズでありがたい。待ち時間。採血。採血するとき、どうしても見ようとしてしまう。看護師の方に止められた。それでも初めは見た。腕とシリンジをつなげる管に赤黒い液体が流れていく。これが普段、自分の中を辿っていると考えてると気持ち悪い気がした。強制的にずらされ、上を見た。見知らぬ、天井。待ち時間。子供が嫌い。キッズコーナーが隣にある待合室に居たくない。金切り声を上げる子ども。耐えられない。感覚過敏でないはずなのに、そうであるかのように処理してしまって苦しい。狂う。これがわたしが子どもに興味を示さないひとつ。ぜんぜんきらい。この思考の自分が、とうに嫌い。

帰宅。採決後に運転するのたいへんだ。重い感覚がある。ポストを確認。一週間前に発送された商品が未だに届かない。どこに問い合わせをしたら良いかわからない。本の印刷が完了。わくわくする。届くまでにやることにまだ手もつけてない。課題。入浴。アイロンがけをした。

 

4月23日 火曜日

ナポリタン。1/4個の玉ねぎとピーマンと、シャウエッセンを切ってフライパンで焼き目がつくくらいまで炒める。長めに茹でた太めのパスタを入れて、ケチャップとソースを入れた。こんなに作るはずじゃなかったのに。そうやって思う量が完成。朝からそんなに食べるの。母親から視線を感じながらテーブルまで持って行った。という夢。

5時に起床。明るくなるのが早くなった。一限だから早く動け。そのまま一時間ぐらい横の体制でスマホをみていた。「みどりの月」の気分。一限。倫理。このおじさんのことはきっと嫌いになる未来が見えている。同時に屈しない気持ちを持つ。取り消しもしない。大学終わりにアルバイト。今日から全ての時間ワンオペ。本を戻す作業をしつつ、掃除の時間がほとんどだった。電車が少しだけ遅延しておりバスに乗れなかった。目の前で行ってしまったの悲しいことだ。かなしい。30分ほど歩いた。後ろをつけてくる人に怯えながら、前にいる人を脅かせながら歩いた。サカナクション。23:00ぐらいに帰宅。夕飯の時間が遅くなっていく。毎週、この時間になるからどんどん丸くなっていきそう。お風呂を済ませ、映画を見たい気分だったが諦めて横になる。やることは、何ひとつ終わっていない。

 

4月24日 水曜日

起きて、寝坊したと思いばたつく。大丈夫。2限からだった。7:08、起床。柴田聡子を聴きながら、口ずさみながら大学へ。雨で裾が濡れている。予定よりもだいぶ早く大学に着いた。説明会に参加し、お昼を迎えた。食堂が混んでおり食べることを諦め、図書館へ行く。ステッカーを作る。(これは没になる。)課題を終わらせ、余った時間で眠った。面談。15分早く始まった。日記を書いていることを外部の人に言ったことが初めてだった。良いことはあったと問われ、すぐさまつらーっと言えたことが好印象に捉えられた、やっていてよかった。授業。帰宅。100円均一を巡った。ダイソー、ゼリア、ダイソー。荷物を時間指定しているからそれまでに着いて安心している。一息つく間も無く届いた。前回よりも分厚くなっているのに、なぜ一箱しかないのだろうと思っていたが単に箱のサイズが大きくなった。毎回思うが、配達員さんはなぜこれを片手で持てるのだ。開封して、一冊取り出した。撮影会の始まり。難しい。明るくても、暗くても線が細くて文字が潰れる。背景も白では映えない。気分を変えるため、コンビニまで散歩した。返品するためのものも発送した。日食なつこを聴いた。帰ってきて、撮ることを避け背表紙にシールを貼っていた。急遽決めたが、きれい。重ねて、見て、良いかもと思える見た目をしている。表紙の紙にこだわってよかった。自賛。そこにレンズを向けた。今までなんだったのと思うくらいに気が抜けていた写真。カッコつけないで。こんなことあった。ポスト。(ツイート。)入浴中、オモコロを開くとアスカの姿が並んでいるサムネで吹き出した。なんだこれ。疑問よりも恐怖の方が大きかったかもしれない。だらだらと日記を書く。少し肌寒い。アイスを食べ、毛布にくるまりながら書いていた。

 

4月25日 木曜日

25日は金曜日だと認識していた。明日はバイトと思いながら立った。起きてまず明日のことを考える。まだ半袖は着たくない。暑くなるならもっと振り切れるくらいまでいってほしい。忍者めしの鉄の鎧グレープを買った。おいしい。バスが巡回ルート。遅くきて、ぐるっと回る。大学の近くに別の学校あったんだ。道が狭くて車とすれ違うのがたいへんそう。授業に間に合わなかった。完璧に時間が過ぎていると慌てない。ゆっくり一歩一歩歩く。

授業終了後、今週末に行くライブのチケットをダウンロード。P4列。そんなに後ろなのかと驚いた。会場の座席を調べるとPが付くのは前の方みたいだった。行くときに工事していた場所が直っている。このくらいの気温と風が心地良い。Co shu Nieを聴いた。駅から見えた空色がきれい。青からオレンジのグラデーションが綺麗に見えるの、不思議なこと。紀伊國屋に寄って『小さな声の向こうに』を購入。ローソンでまた忍者めしを買った。日中に塩谷さんのTwitterを見て買っていないことに気づいた。最寄りから家まで歩く。andmoriの「すごい速さ」を聴いている時だけ走った。そんな気分になったし、これはやってよかった。気持ちいい。途中で黒人の集団さんとすれ違う。遠くからだと分からなかった。帰宅し、お茶をがぶ飲み。スマホのカメラに丸いものが写ってしまっていた。ホコリか何か入ったのか。Ear(a)を開封。外装のペリペリを剥がすのやっぱりたのしい。Ear(1)以来だったが音が良くなっているように感じる。何よりたのしい。宇多田ヒカルのライブセッションを聴いている時がもっともそう感じた。

今日書き物をしていて、自分何も変わってないなとか、どうしようもないじゃん。ってなることがあったけどそれをこうやって消化できていることに感謝だと思った。以上。

 

4月27日 土曜日

エブリデイずっと眠りてえ、気持ち抑えてAV観て。昨日からchelmicoばかり聴いている。22:00を過ぎたころには眠ったから早起き。5:00、起床。ソファに横になって『ラストマイル』の予告を観た。東海林を観れるから観にいきたい。朝飯を食べながらMIUをながす。3話と4話を鑑賞。5、6話をダウンロードして家を出た。バスが来るまでの間、また歌った。

愛したい。
恋したい。
でも愛されたい。(!)

本当にそう。

 

アルバイト。午前中のうちに早上がりになることを言われた。お昼を持って行っていない。財布も忘れた。サコッシュに入っていたガムを噛んで耐えた。16:00に終わり。ずっと半袖でくればよかったと思う。必要以上に汗をかいた。帰宅。直帰。radicoのタイムフリーでFREUDE FOR LIFEを聴きながら歩いた。かもめブックスの言葉が出てきておっとなる。車内で録っているから背景にあるノイズ。それがより自然なものであった。文章を書いていくことにここまで語ることができるようになれたらかっこいい。それに芯とはこんなことだろう。プレイスタイルを裏切っていくことが面白い、のは共感できることだと気づいた。創作することは一辺倒ではないし、一人によって無限のやり方があるから人のやり方とか、センスについて憧れることはあってもそれを真似までする必要はないと思っている。なんとなくでも良いから続けることでふわっとしたものでも掴める。続けることは自分を救うことになる。Amazonからフォトカッターが届いた。予想していたよりも重くてでかい。無造作にガチャガチャやりたい。意味なく挟んで数枚切った。

 

4月28日 日曜日

みどり。pammのニットポロを着る。少しばかり丈が短い。タックインすることでやり過ごすことにする。今日はこれを身につけることを決めていたから着たい。足早にきた夏にこちらも瞬時に合わせに行っている。革靴を履いて、ナイロンのかばんを持って外へ出る。山手線で原宿駅で降りる。代々木公園まで歩く。警察官の数が多く、護衛のような姿の人もいる。物騒。デモ隊を潜り通って会場のグッズ列に並んだ。木の下で日陰。風に揺られて木屑が落ちてくる。usedのTシャツとツアー名が記してあるタオルを購入。自分では絶対に選ばないであろう色合いでよかった。かばんに入れて渋谷駅方面に歩く。ガストへ入る。ポテトフライで済まそうとしていたが、ミックスグリルまで注文。PARCOへ。屋上の公園で涼んだ。この場所があることを知らなかった。これからの季節は来ることは減るだろうから、もっと前に知ってこの街を見てみたかった。9階から見ると人がよく見える。いるはずもないのに、知り合いがいるかを探してしまう。まあ、いない。そんな顔が広くない。公園通りを登ってNHKホールに戻る。クロークに荷物を預け、自分の席へと歩く。一階の入り口から会場を見渡した。思えばこんな広さの会場は1年生のとき以来かもしれない。P4列までいく。予想だにしていなかったが、P1、P2列はなく前には1列しかない。なんと。一度、冷静になるためにロビーで水を飲んだ。一本分飲み切ると戻って、時計を外して万全体制。17:45

白で統一されたステージと衣装。ショートカットに切られた髪。何もかもが新しいもので、それが今の彼女がやりたいことであると感じさせる時間だった。ライブに足を伸ばすようになってから2年が経った。今はきっと、あの頃よりもにしなのことが好きであると思う。

ライブの最後に「神でも仏でもなく、ただのそこら辺にいる人間だから」と自身を表していた。きっと自分は人間の歪で、くだらないことを愛するような思考が好きだと思う。無駄と決めしまったらそうでしかないけど、無駄でも無駄にならないように考えることは自由にやって良いことだろうな理解した。なんとなくしている気がするし、相手には無駄だな〜 と思うこともある。正直、曖昧です。ちょっととか、なんかとか。誰でもわかるわけではないけど、誰かしらは分かってくれるんじゃないかと思うことを分かってほしいから、言葉にしているのだと思う。これがわたしの歪さの一部だと思う。後ろから聞こえてくるアンコールの声が、途中から回鍋肉にしか聞こえな苦なった。ツボに入りニヤつく。「シュガースポット」の初めにこれからふざける宣言。途中で投げられたボールが飛んできた。目の前で投げて、ボールの軌道を追うと自分!とわかった。彼女の率いるこのバンドセッションが好き。歌詞に絶大な共感を覚えたことはないし、きっと熱を持ってファンと名乗るほどおいかけてはない。でもこれまでの公演を通じて感じてきたことは、わたしの中で変えが効かない存在になってきていることは確かだ。気分と曲のマッチング具合は日によってちがう。一定のものではなく、近かったり遠かったりする。原宿駅まで歩く。Spotifyをひらいて、また聴く。

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