29 「ペースはそのまま」

10月21日 月曜日

さむい。隣にパソコン。DMでやり取りをしてから眠った。寝た時間を覚えていない。パソコンと添い寝をしたのだ。枕にはイヤホンのケースと、ふとんをあげたら本体が転がっていた。パンを食べ、野菜を食べる。『20世紀少年 最終章』を見終え、準備をはじめた。

ラストマイル。先日、友人からムビチケをいただいたので少し遠くの映画館へ行った。せっかく見るのであれば時間もあるし遠くても、大きなスクリーンで見たかった。発券し、ポップコーンを買う。期間限定のブラックペッパー味にした。とってもおいしい。人生のなかにおいて食したポップコーンの味で一番うまい。フレーバーの袋をもらって自分でふるタイプだった。うまくできたから満遍なく味が行き渡っていてうまい。この味を定番化してほしい。二度目なこともあって気持ちが突っ張らないで見ることができた。

死があって完璧な復讐。生きていてもよかったのにと浮かぶのは誰のためにもならない言葉だと思う。彼女は神でも地球でも贖うことができないことに向き合った。震えながら起爆のスイッチを押した。人のために動けるのはやさしいからであると思う。贖うことは誰かのためになるのではなく、自分を納得させるためのことであったとしている。きっとその思考になるまでに、世界が狭くなっていたのだと想像した。それを理解することはできない。人のことを理解するには、同じになるのが何よりだろう。でも私は恋人が自殺にまだ追い込まれた経験がなかった。わからない。きっと自分は想像力の欠如が激しい。人を理解するための、会話と経験が不足している。客観的に捉えている節があって冷たくて嫌になる。人間であるけど、人間になりたい。人のために死にたい。

久々にがらくたを聴いて歩いた。スタバでドリップコーヒーを買ってから2時間ぐらい作業をしてから帰宅した。 tukifuneさんのストアで買ったマネーケースが届いた。カメラのレンズを見ていたけど、まだあるものの可能性を広げてみたい気持ちが芽生えたので買わないで済みそう。明日の1限は遅れないようにする。

 

 

10月22日 火曜日

訃報から葬式までの時間は短かった。さぞ当たり前であるのだが、それを一層感じた。泣きすぎたから目が腫れた朝だった。悲しいとかわからなかった。いなくなってしまったことが嫌だった。いなくなるって考えは自分よがりなことであると思った。わたしのこと、誰も考えていないって思ったけど、私が人のことを考えていない証拠であった。自分以外の人のことも考えたら? そう自分に問いた。涙を流しながらも、一人でいられてよかったと思う。今は誰かを感じたくない。想像でありたかった。夢。

チャポンと行こう!を聴いて大学へ。服装を間違えたと思いながらバス停まで走った。遅延があるのはいいけれどそれなら遅延証明書を簡単に発行できる仕組みを作ってほしい。ゼミに出て、アルバイトへ。帰りに腹痛でトイレへ入ったら、電車を逃しバスに乗れなかった。歩くしかない。「スターラブレイション」を歌った。へらへらしている歌だね。よかった。楽しい。

なんだが1日が長かった。疲れた。疲れたことはいいこと。体力がからになるほど、動いて思考して何かとやれていると思いたい。何もできないと思う時期があったけど、やることが多すぎるからできたことを数えていたら楽になった。はず。この先のこと考えてみたい。はやく祝日が来たらいいな。ぐらいの距離感が精いっぱい。未来を見据えられない。

 

 

10月23日 水曜日

うまく眠れなくて27:00をすぎても起きていた。お風呂はやっぱり湯船に浸かるべきだったかな。めんどくさくてシャワーだけで済ませてしまう。『少女』を読んだり、ご飯を食べる動画を見ていたり。眠くなりそうだったから、ホットアイマスクをつけて勢いで眠る。7:00ごろに起こされた。昨日まであった夢は今日に続かなかった。何もない日に起こされて機嫌が悪くなりそう。そんなことは許されないので我慢。平坦でいなければならない。この人の前では本心を見せないと決めている。信頼している人の前では正直に。誰にでも正面から言わないでいいかなとしている。家族だから、ともだちだからの区切りではなくて、好きだからの指針があるなと気づいた。二度寝はしなかった。休みの日を無駄にしたくなかった。

お昼までに服と雑貨類をセカストへ、本をブックオフへ出した。査定が終わるまでの間に掃除機をかけて机を拭きあげた。『宝石の国』を買った。110円コーナーになかったので、まあまあな値段になった。市川春子さんの本は短編集のみ持っていた。ものがたりの底にあるようなものが好き。全て繋がっているように感じる。言葉の選び方と置き方、空気の入れ方も読んでいて心地が良かった。12巻は特装版しかなく高かった。今読むのではなく、年末頃の時間が取れるときに一気読みをしたい。来月には最終巻があるので買いたい。

夕方に祖母の家に行き、スーパーへ。メルティーキッスを買ってもらう。自分で買うことはできないけど食べたい。冬だから。本当にそんな理由。おでんを作ったがしらたきを巻いていないタイプを入れてしまって笑った。全ての具材にしらたきがからまる。ちくわぶってほとんどうどんですよね。からしが欲しい。家のあるPRESS BUTTER SANDの賞味期限が今日までだったので、2つ食べた。贅沢であった。

 

 

10月25日 金曜日

遊学中『ダンダダン』を4話まで見て、SIGMA fpのグリップを買った。2限へ出て、5限まで授業がない。ひとつはオンデマンドになった。課題をして、作業をしてから眠っていた。眠る体制が悪く首が攣りそうになる。昨夜、眠りについたのが遅かった。原因が目に見えていると不思議と気分が悪くない。自分のせいであるから。2限は映画をみて感想を書かなければだったのにほとんど眠ったからうわべな文章を埋めるだけだった。暗闇の中でリアぺに書いたいくつかの単語を繋げていく。5限はしっかり受けることができた。小テストがかんたん。かんたんであることは前回の内容を覚えられていたのか、今回ばかりがかんたんであるのか。一喜一憂までしなくても、流せるようにしたい。済んだことを気にしないでいいだろう。できたと思えるほどの努力が足りていない。

今日の夕飯はどうしようか。サムライマックが食べたいけどマックの袋を持って電車に乗ることが面倒で帰宅した。でもまだ気持ちが冷め切らないでいた。一度帰宅してから運転することに熱が入らずなしとなった。エンジンをかけるまでのハードルは高い。ナポリタンとおみそ汁を作る。炒り卵を入れる日。7分茹での乾麺を10分茹でる。ナポリタンは柔らかい麺の方が合う。ケチャップが足らなかった。ナポリタン用のものがあったはずなのになくなっていた。中濃ソースを増やす。鍋にさばの味噌煮缶を2つとネギを2本分入れた。白味噌だけだと甘めになったので白だしとお塩で調整する。とってもおいしい。あら汁を飲んだことはないけど、あら汁の味がする。ネギは長めに切って焼いておいてよかった。朝までの分として作っておいたが食べ切ってしまった。朝に食べたい。白米と一緒に並べたかった。入浴後に生チョコアイスを食べた。

 

 

10月26日 土曜日

アルバイト。土曜日には土曜日の人たちの空気感がある。いつもとは違うとそれに慣れることも大変かもしれないと思う日だった。忙しさが少しだけ減ったからそれは顕著になった。お昼の時間に眠っていると起こされた。時間を過ぎているのかと慌てると別のことの話をするだけであった。どうでもよかった。この時間だけは放っておいてほしかった。

早上がりとなった。100円均一でマチがついた封筒を買う。2枚しか入っていなかった。前はもう少し入っていなかったっけ。QUICPayとPayPayを間違えた。機械を壊してしまったのかと思うほど待つけどこれは正常であると知った。一度帰宅し、はがきを手にしてから期限前投票へ行った。夕飯には何か食べたのだけど覚えていない。満腹感しか残っていないのは悲しいことであると思う。ご飯?麺類?果たして。入浴はシャワーだけ。じゃがりこを食べた。東京蚤の市のチケットを買った。寝れない。明日は早起きしないからいいけれど。青さんのツイキャスで弾き語りをきく。今朝の写真が嬉しかったことを伝える事ができた事が嬉しかった。感情を伝えることはひとつ息を呑む。安心と金箔が一人であった。ほっぺにニキビができた。赤。

 

 

 

10月27日 日曜日

二度寝。8:00ごろにエンジンの走行音によって起こされた。9:00の前になりアラームが鳴る。ようやく動く。選挙はやっぱり今日でもよかった。動くきっかけがないと朝から行動できない。あったとしてもやりたいことがあるわけではないけれど無駄にしている感覚がまとわりつく。注文があったZINEを梱包した。洗濯物をベランダへと干した。シャワーを浴びた。11:00に家を出る目標が叶う。そこまでで願っていない。まあできてよかっただろう。そうなる。

武蔵野美術大学の芸祭へ。鷹の台駅も、西武国分寺線も知らなかった。駅からマップで行こうとしてたが前にいる人たちはきっと同じ場所行くだろうと調べることをやめた。林の中を通る。歩く。一本の道だから行き来している人が止まらない。門を見てうれしい。去年はドキュメント番組を見ただけだったから実物があることがうれしい。キャンパスが広すぎる。目的の場所と間違い10号館へ行った。開放的な形と階段の位置が好きだった。廊下に大きな窓があった。廊下の階段でつまづいた。家族で来ている方に心配された。

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9号館に着き、展示を見た。ZINEを買うとゆんさんが気づいてくれてとてもうれしい気分に。まだ一度しかお会いしていないのにもう数年経ているよう。芸祭だけでなく多岐に活動している姿を見るとやらなければとなる。自分を奮い立たせるきっかけとなる人たちがいてよかった。12号館前で藍さんの新刊も買った。既刊も買う予定だったが現金がなかった。おろしておけばよかった。アトリエの展示を見て、大きな猫のオブジェもあった。たくさん出店があったけどきっとほとんど回れた。校舎によって作りがさまざまであるから楽しい。中庭に竹が生えている場所もあった。

 

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Shocking Blueの「Venus」をカバーしていたバンド。

帰ろうと歩いていると演奏の音が聞こえてきた。最高だった。オレンジのジャケットに藤色のタイツ、ロングブーツであったボーカルの方とベス・ハーモンが重なる。かっこいい。知っている歌はイントロからうれしいな。最後にインスタグラムのアカウントを宣伝していたけどわからない。カメラを持ってきてとてもよかったことを実感できた。

 

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駅に向かう。また森の道。キッチンヌーが臨時休業だった。食べログで見た写真で気になっていた。駅の目の前にあったケーキ屋さんでお茶にした。ショーケースにあるケーキを買って、奥にある喫茶で食べられるシステム。アップルシナモンタルトと、アイスのミルクティーを注文した。カメラを置いていたらお水やケーキの配置に気を遣ってくれた。うれしい。まだ時間があるからどこかへ行こうと掲示板を見た。知らない駅名、知らない土地だ。帰宅するときにはほとんど眠った。乗り換えをしてからZINEを読み始めた。家でSDカードからスマホへ転送する。撮った写真好きだ〜 自分の写真だいすき。比べることをなくしたら良いものと捉えられるようになった。生きやすさとは、こんなことからであると思う。ロック画面に設定した。荒れた部屋の掃除をする。やり始めたらもっと荒れている。本棚の限界が見えた。縦置き、横置きどちらもあるけれどそのままにした。また本を読んだり、YouTubeを見たり。椅子の上で体育座りをしていた。また夜が深くなった時間に眠る。